武蔵野の美しく、豊かな自然を最高の学び舎としてきた建学の精神を活かし、
近隣への小遠足・「むさしのめぐり」は、年に5回ほど実施しています。
また、戦時中と東日本大震災の直後を除き、大正以来実施している「臨海学校」は、中でも特別な行事です。
月に一回程度の頻度で、近場への小遠足を行います。武蔵野の自然を何よりの教室としてきた伝統を踏まえ、都立野川公園のほか、武蔵野公園、浅間山公園、武蔵野の森公園などに出かけます。 最近は、是政の府中市郷土の森公園や博物館にも出かけています。
2〜6年生が1週間程度の日程で、千葉県勝浦の鵜原海岸で実施しています。
この臨海学校は、子どもたちがとても楽しみにしている行事です。1週間もの長期合宿生活は、お互いの理解を深め、また、たくましさを育てます。
きれいな空気を吸い、太陽の光をいっぱいに浴びる1週間で、子ども同士、子どもと教師は、心の深いところで関係を築くことができます。これは、子どもたちの心身の発達にとってかけがえのないものです。
長野県菅平高原で行われる5泊6日の高原学校は6年生だけの行事です。6年生のペースでいろいろな経験ができます。
松本城、富岡製糸場などの歴史的建造物を訪ねたこと、高原を小鳥の歌をききながら散策したこと、登山に挑んだこと等、高原学校でなければ体験できない毎日は、きっと一生の思い出となることでしょう。
秋には、皆が楽しみにしている運動会が開かれます。全校が赤組、白組に分かれて競います。
競技だけでなく、応援にも熱のこもった、精一杯の1日です。
12月、イエス様の誕生をお祝いし、家族の方々と一緒に、クリスマス礼拝を持ちます。
子どもたちは、それぞれの学年に応じて受け持った賛美歌やクリスマスキャロルを歌い、5年生が降誕劇を演じます。出席者全員で、心静かにクリスマスをお祝いする豊かなひと時を過ごします。