日光を浴び、大気に身をさらして、自然の温かい懐の中に身を置くことこそ、子ども達の心身を健全に育成する最善の環境。
山水、草木、禽獣、虫魚…天地の万物一切が協調する自然の崇高さを仰ぐ時、人に元来、備わっている生命の源が潤される。
どんなことであっても、自らのこととして取り組む真剣の態度を育成することが教育の目標。たとえ人に強いられたことであっても、それを終えた後、自らの自由意思で、さらに取り組む態度を育てる。
「人もし汝に一里行くことを強いなば、共に二里行け」
(マタイによる福音書5・41)
偉大な人格者も、麗しき自然も、究極は神の栄光の顕現に帰する。神を畏れる心を持ち、聖書を人の寄り行うべき道しるべとして礎にする教育は、心に平安をもたらし、今に感謝する心を湧きあがらせる。それが人生の前途に希望を持つことができる源になる。
作詞:六年生児童・吹本喜一
作曲:信時 潔
ひばりの歌も ほがらかに
そらは青空 あさみどり
玉川べりの さくらばな
明るくたのし わが学園
みどりしたたる 武蔵野の
大地にもゆる ひまわりの
花とともども 日を仰ぐ
明るくたのし わが学園
まねく尾花に 野をゆけば
森のかなたに 白妙の
富士は気高く そびえたり
明るくたのし わが学園
秩父おろしに いさましく
霜ふみくだき ゆく友よ
望みは果てなし いや高く
明るくたのし わが学園