4月10日、入学式がおこなわれました。
緊張の中でも、張りのある声で、元気に返事をしてくれたのが印象的でした。
お預かりした子ども達、一人一人の毎日が、少しでも充実するよう、教職員一同、力を合わせてまいります。
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校長式辞
1年生の皆さん、ご入学、おめでとうございます。
そして、保護者の皆さま、おめでとうございます。
私たちは、皆さんの入学をとても楽しみに待っていました。
今日、こうしてみんなで集まって入学式をおこなうことができることに、感謝します。
さて、今日は1年生の皆さんに、2つのお話をします。
2年生以上の皆さんも、ぜひ、自分のこととして、聞いてほしいと思います。
1つ目の話です。
それは、学校では、たくさんの失敗や間違いをしていい、ということです。
これから国語や算数の勉強が始まります。勉強のほかにも、先生の話を聞いて、何かをすることはたくさんあります。自分の気持ちや考えを言うようなこともあるでしょう。
そんな時、いつも間違えないように、正しいことをできるように、と考えていたら、自分にとっても、みんなにとっても、良くないのです。
間違えたら恥ずかしい、失敗したところを見られたくない、そういう気持ちは、よくわかります。
ですが、間違いや失敗をして、それを直す方が、力がつきます。
それに、間違いや失敗をしたことのある人は、人に対して優しくなれます。それだけ、お友達もたくさんできるでしょう。
そして、2つ目の話です。
それは、すぐにやる、ということです。
学校では、その時に、やらなくてはならないことがあります。
例えば、まだ外で遊んでいたいけど教室に戻る、とか、もっと本を読んでいたいけど終わりにして教科書を開く、とか、そういうことです。
その時にやらなくてはならないことは、すぐにやるようにしましょう。
嫌なことほど、そうです。
先生でも、おうちの人でも、誰かにやりなさいと言われると、よけいに嫌になります。
言われる前に、すぐに、自分からやる練習をすると、とても気持ちがいいのです。
慣れてしまえば、きっとできますから、すぐにやる癖をつけましょう。
最後に、保護者の皆さま、大切なお子様をむさしの学園に託してくださり、ありがとうございます。
教職員一同、お子様の毎日が豊かなものになるよう、全力で努めます。
6年間、どうぞよろしくお願いいたします。