むさしの学園では、1年生から4年生までの算数は、「わたしたちの算数」という教材を主に使っています。
このテキストには、いくつかの特徴がありますが、重要な特徴の1つとして、問題演習がたくさんできる、ということがあります。
子ども達にとって、集中が切れてしまう一番の原因は、教師の話がダラダラと長いことです(耳が痛いのですが…)
そこで、授業の冒頭に、今日、解くべき課題をなるべく短く説明し、実際に子ども達が問題を解くことができる時間を多くとります。
その分、子ども達がたくさんの問題を解くことができるだけでなく、わからないことがあった時に、すぐに教師が教えることができる、しかも、マンツーマンで、というメリットがあります。
今日のかけ算の授業では、40分の授業で、3ページ、73問を解きました。
後半は、繰上りが多く、九九はもちろん、繰上りのある足し算もスラスラ解けないと苦労しますが、何とか、ほとんどの子が終えられました。
子ども達にとって、ちょっと苦しいけど、やってやれないレベルと分量の課題を出すことも、大切です。
子どもが鉛筆を動かす時間を多く取る算数