聖書 ローマの信徒への手紙 14章 5節
「ある日を他の日よりも尊ぶ人もいれば、すべての日を同じように考える人もいます。それは、各自が自分の心の確信に基づいて決めるべきことです。」
お話
5月8日・金曜日、映像礼拝19回目の朝です。今日も、晴れて、気持ちのいい朝に感謝したいと思います。
大安吉日という言葉があります。今日は金曜日ですが、こういう曜日の他に、六曜といって、大安とか、友引とか、仏滅とか、6種類の曜日があるカレンダーもあるのです。これらの六曜は、大安とか、仏滅という文字からして、何となくいい日、悪い日のような印象があり、結婚式やお葬式の日取りを決めるのに、気にする人も、まだまだいるのが実際のところでしょう。
いつから六曜があったのかは、諸説あるようですが、相当に古いものであるのは確かで、そして、もともとは、いい日、悪い日のような意味合いはなかったようです。しかし、江戸時代ごろには、そういう占いのような意味を持って、一般に使われていた記録があるということでした。
今日、読んだ聖句にも、同じようなことが書いてありました。聖書の時代にも、いろいろな考え方をする人がいて、あの日は良い、この日は悪いと考えたり、あるいは、この食べ物はいい、悪い、のように考えたりして、そういうことをきっかけに、トラブルになることもあったようです。
人が集まれば、目の前のことで争いが起こるのは、いつでも、どこでも、あることのようです。本当に大切にしなくてはならないことから、気持ちが離れると、目の前のことで争いが起こるのですね。
私たちが腹を立てていること、気にしていることは、本当に大切なことなのでしょうか。もう、それは人それぞれなんだから、その人が真剣にそう思っているなら、もういいんじゃない、ということを気にしすぎていないでしょうか。次に、何かに腹が立ったり、妙にイライラしたりした時には、そう考え直してみよう、と思う聖句でした。
では、続けて、今日は2回目のオンライン学習の注意点について、お話をします。
1.やるべきことに集中しましょう
2.インターネットを使う時は、特におうちの人と話し合いましょう
さて、来週から、時間が変わります。この映像礼拝は、朝8時からになります。準備が間に合えば、私からの話の後にラジオ体操もします。ぜひ、一緒に取り組みましょう。
ではお互い、今日もそれぞれの与えられた持ち場で、希望を持って、一緒に頑張りましょう。次は来週の月曜日、5月11日の朝、会いましょう。