聖書 ヨハネによる福音書 1章 4節
「言の内に命があった。命は人間を照らす光であった。」
お話
5月20日・水曜日、映像礼拝27回目の朝です。今日も私は肌寒く感じましたが、皆さんはどうでしょうか。お互い、風邪など引かないように、気を付けていきましょう。
さて、今日は、さっそくこども聖書を読もうと思います。
「ヨハネによる福音書 1章4節」
今日の部分は、早く読みたいな、もう、間を飛ばして、先に読んでしまおうかな、とも思っていたぐらいです。
私は、ことばというものをとても大切なものだと思っています。聖書には、ことばに関する話がたくさん載っていますが、ことばには、力がある、と感じています。
誰かに言われた一言がきっかけで、自分の人生が大きく変わる、ということが、たくさんあります。ある芸術家、絵を描いている人がテレビのインタビューで話していたことですが、どうして絵の道に進むことにしたのか、と聞かれ、唯一、自分が認められたのは、先生が絵をほめてくれたことだったから、ということでした。
この先生は、この人を将来、芸術家にしよう、と思ってほめたのではないんじゃないかな、と私は想像します。素直に、素敵な絵だな、と感じたことを伝えた、という感じかな、と想像しているのですが、次に考えたいことは、この逆もあり得る、ということです。
相手を否定するつもりなど、全くないのに、何の気なく、もしかしたら、ちょっとふざけて、お楽しみのつもりで言ったことが、相手の心の奥に、プチっと刺さってしまうということもあり得るのだと思います。
私たちは、心の奥底に、毒にも、薬にもなる「ことば」を持っています。それをどう使うか、常に考えておきたいと思います。
では、ラジオ体操の動画を流します。今、皆さんのできる範囲で、一緒にやりましょう。
ではお互い、今日もそれぞれの与えられた持ち場で、希望を持って、一緒に頑張りましょう。次は明日、5月20日・水曜日の朝、会いましょう。