新型コロナウィルスの感染拡大が続いています。

新型コロナウィルスに限らず、病の中にある方が、少しでも早く回復し、心の平安を持つことができますよう、お祈りします。

 

学園では、現下の感染状況、緊急事態宣言の再発令下であることを受け止め、緊張感を持って、日々を過ごしてまいります。

3学期も、よろしくお願いいたします。

 

さて、むさしの学園では、40分の授業の後、10分の休み時間を取ることが、時程の基本です。

それは、なぜか。

 

まず、

「集中を維持するため」

です。

 

 

 

 

 

 

 

むさしの学園では、自らの取り組むべきことに、集中することをとても大切にしています。

子ども達が真に集中力を維持し、物事に向かえる時間は、そう長い時間ではありません。

 

授業開始後、落ち着いて学びに気持ちを向けるのに、数分は必要でしょうし、その時間にすべきことを教師が説明するのにも、それなりの時間は必要です。

それから、子ども達が自らのすべきことに取り組む時間を確保すると、1コマは40分が適切、ということです。

 

次に、授業の後、休み時間を10分間取ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

それは、

・次の授業で、再び集中するために、教室を出て場を変え、体を動かして、完全に気持ちをリセットしてほしい、ということ

・自分たちの好きな遊びで、体を動かすことは、心身の健全な発達に、とても意義があるということ

によります。

 

学園では、これまで、いくつかの時程を実施してきました。

その中で、結局、40分授業・10分休み時間という流れが、最もスムーズだ、という結論になっています。

もちろん、今後、学びや活動によっては、その枠組みにとらわれず、必要な対応をしますが、

 

「子どもが、自らのすべきことに、最も集中し、充実感を味わえるために」

 

ということを念頭に置くことは、続けていきます。

<校長ブログ006>むさしの学園では、なぜ40分授業と10分の休み時間なのか