特に、低学年の読み書き・個別に関わっていると思うのですが、子どもの成長は、まっすぐ右肩上がりの直線ではないようです。

イメージとしては、階段です。

 

1年生は、入学して1か月あまり。

個別の時間、読みを聞いていると、それぞれの段階に違いがあるのは当然のことです。

スラスラと読んでいる子もいれば、一文字ずつ、丁寧に、丁寧に読む子もいます。

読んでいるうちに、どこだかわからなくなってしまうようなことも、よくあります。

 

よく読める子がいる、と聞き、何かの時に目の当たりにしてしまうと、

 

どうしてだろう…

もう伸びないんだろうか…

何が違うんだろう…

 

などと、不安になることも、当然のことでしょう。

 

しかし、ふと気が付くと、階段のステップを上がるように、ポンとスムーズになっているのです。

 

1つ1つのステップが高いほど、上るのにも時間がかかるでしょう。

しかし、気が付けば、上がっているのです。

子ども一人一人に備わった力に驚き、たくましさを感じる瞬間です。

<校長ブログ024>伸び方は、階段