今週の水曜日は、労作の日でした。

労作とは、いつもの範囲を超えて、より丁寧に、手を入れて掃除、整備をすることです。

むさしの学園では、この労作を創立以来、大事にしてきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この労作は、卒業式前に校舎、校庭をきれいにするためにおこなったものです。

 

卒業式は、学校にとって最も大切な式です。

6年間の小学校生活、喜びも悲しみも、そのすべてをおえて、巣立つ日です。

6年生にとってだけでなく、1年生から5年生までの子ども達にとっても、特別な日です。

気持ちよく、送り出すために、念入りに掃除をしました。

 

この労作は、卒業生を送る、心のこもった形だと感じます。

セレモニーとして、目に見える、耳に聞こえる、わかりやすい形をプレゼントすることも、もちろん良いと思います。

 

しかし、むさしの学園は、目に見えない、形に残らないものの良さを大切にしています。

その意味で、むさしの学園らしい送り方だと考えています。

<校長ブログ053>卒業生を祝う形