本日、1学期を終業しました。
感染者が増加している状況を踏まえ、Zoomを通しての終業式となりました。
そこで、保護者の方にも視聴URLをお知らせし、ご都合のつく方は、それぞれの場所から共にインターネットを通じて参加していただきました。
実際に顔を合わせることの価値は言うまでもありませんが、できないことに気を取られることなく、新しくできることに目を向け、魅力を探していきたいと思います。
今学期もお世話になり、ありがとうございました。
2学期も引き続き、よろしくお願いいたします。
<終業礼拝の話>
聖書 エレミヤ書 29章 11節
「わたしは、あなたたちのために立てた計画をよく心に留めている、と主は言われる。それは平和の計画であって、災いの計画ではない。将来と希望を与えるものである。」
礼拝の話
皆さん、長かった1学期も今日で終わります。本当によく頑張ったと思います。
明日からは夏休みが始まります。
皆さんとしばらくの間、会えないのは寂しいですが、やはり、夏休みが始まる時は、ワクワクしますね。
皆さんは、どんな夏休みの計画をしているのでしょうか?
私達は、常日頃、心にいろいろな計画や予定を思いめぐらしています。
しかし、実際のところ、私達には一瞬先のことさえわかりません。
コロナウイルスによって私たちの生活は、あっという間に変わってしまいました。
多くの人が自分で立てた計画を変更しなくてはならなくなりました。
そして、そもそも、私達は自分の命がいつ終わるのかさえも知らされていません。
私達の毎日は、思うようにいかないことばかりです。
しかしその、思ったようにいかなかった苦しみとか、悩みとかがあったからこそ、私たちが成長できるのですね。
より良くなれるためのきっかけとして、困ったことや大変なこと、思い通りにならないことがあるのです。
とはいえ…
自分の思い通りにならない時や、予定通りにいかない時は、文句を言いたくなると思います。
よくわかります。
でも、いつまでも悪く考えたり、文句を言い続けたりするのは、なるべく早くやめましょう。
「まったくもう!」とか、
「腹が立つな!」とか、
正直な気持ちを言ったら、少しでも早く気持ちを切り替えて、
「これは、どんな良いことのきっかけなのかな」と想像したいですね。
もちろん、簡単なことではありません。
しかし、練習していけば、できることが増えるでしょう。
そうなると、そういう前向きな人の周りには、お友達も集まってきます。
私も一緒に頑張りますので、思い通りにならないことがあって腹が立ったり、悲しかったりしたら、ぜひ、声をかけてくださいね。
長かった1学期をこうして無事に終えられるのは、皆さん、一人一人が頑張ってきたからです。
本当によくやったと思います。
そして、お家の人の支え、先生方の存在、友達の存在、そして、自分の力では及ばない大きな存在に守られていたことに感謝して、終業の礼拝を終えたいと思います。
皆さん、よい夏休みを過ごしてください。