昨日、2年生を対象に臨海学校説明会がありました。
むさしの学園では、大正期以来、臨海学校を実施しています。
当初は9泊10日、戦後は7泊8日で実施してきました。
ちなみに、私自身が学園での教員生活の中で、最も長い臨海生活を送ったのは、低学年5泊6日、高学年7泊8日で別々に実施していた時で、中日を挟んで半月も海浜生活を過ごした思い出があります。
この頃は、宿舎の都合もあり、2・3年生3泊4日、4年生以上5泊6日が標準になっています。
かわいい子には旅をさせよ
という言葉の通り、親元を離れての生活は、子ども達にとって成長の機会です。
そして、大らかな海、広い砂浜で、水と戯れ、汚れを気にせず砂遊びに没頭できる時間は、子ども達のしなやかな心と身体を育む上で、非常に有意義です。
とはいえ…
保護者の立場に立てば、心配も多いことでしょう。
また、ご準備いただかなくてはならないものもあります。
そこで、例年、この時期に初めて臨海学校に参加する2年生を対象に説明会を実施しているのです。
子ども達にとっては、制約も、不自由も多い集団生活です。
保護者の方々にとっては、期待と同じぐらい不安の多い宿泊行事です。
皆の安全を土台とした上で、少しでも伸びやかで、有意義な、豊かな時間にできるよう、教職員一同、気を引き締めてあたります。
<校長ブログ089>臨海学校説明会に思うこと