むさしの学園の見学に来てくださったから感想を伺うと、

「よく集中していますね〜」

と感慨深そうに、言っていただけることが多くあります。

そのヒントはいろいろありますが、重要なものとして、

「外で遊んでいる」

ことがあります。

ある時、インターネットを見ていた時、

「アクティブレスト」

というものがあるということを知りました。

 

アクティブレストとは、積極的休養とも言うそうです。

疲れている時、休養・安静にするのではなく、積極的に体を動かすことで、むしろ早く疲労から回復できるのだそうです。

これを読んだ時、むさしの学園が外遊びを大切にしていることと通じるな、と思いました。

むさしの学園では、1コマ授業の時間は40分として児童の集中が続くよう配慮しています。

さらに、その授業の後、10分間の休み時間があり、外でしっかりと遊ぶことができます。

 

「10分では中途半端では?」

 

そういう声も聞こえてきそうです。

ところが、むさしの学園の子ども達は、次の時間の準備やトイレも済ませて、一目散に校庭に駆け出し、しっかり外遊びに集中して、また次の授業に駆け足でもどってきます。

 

見学に来てくださる皆さんも、

「あ、確かに遊べていますね」

と休み時間を見ていて、おっしゃってくださいます。

 

人生の基盤を培う小学校生活。

しっかりと体を使って、外で遊ぶことは、学びを積み重ねるためにも、不可欠な土台です。

むさしの学園では、これからも外遊びを大切にしていきます。

校長ブログ104 動くから休める。遊ぶから学べる。