4年生で、東京の私立小学校の初任の先生方を集めて研究授業をおこないました。
いらっしゃった先生方の数は30人以上。
日頃、他の学年の教師たちが見に行くだけでも、いつもとの違いにびっくりする子どもたちですが、今日は他校の先生方をたくさんお迎えし、教室は今までにない雰囲気になっていました。
そんな中、子どもたちはよく頑張っていました。
前向きで、物事に取り組むエネルギーのある4年生です。
さらに前向きに学びに取り組んでいました。
発表の時も、たくさん手が挙がっていました。
40分間の授業を終え、いらした先生方にご挨拶をし、先生方が退出されると、
「終わった〜」
と声を出す子もいて、緊張の中で、頑張ったことがよく伝わりました。
むさしの学園は、日常を粛々と積み重ねることを大事にしています。
行事やイベントに追われるのではなく、本当に積み重ねるべき学びに十分な時間を使うべきだと考えています。
その日常の中で、今回のような研究授業の機会が与えられたのは、本当にありがたいことです。
担任の教師にとって学びになるのはもちろん、子どもたちにとっても自信につながることです。
授業後の子ども達を見ていて、やり切った自信のようなものを感じました。
研究授業の後は、参加した先生方で、授業の反省会をおこなうのですが、子どもたちの頑張った様子を認めてくださる声もあり、とても嬉しく思いました。
校長ブログ112 緊張感に包まれた授業を乗り越えた自信