むさしの学園では、12月下旬に、4・5年生の希望者を対象としたスキー学校を実施しています。

それに先立ち、先日、説明会とウェアやブーツのサイズ確認会がおこなわれました。

暖冬傾向のためか、この頃は、人口降雪機による雪であることがほとんどになっています。

それでも、東京では感じられない冬の山を体感できることには、大きな意義と価値があると考えています。

※この画像は、以前のものです。

 

伸びやかな自然の恵みに浴することを最大の教育的環境と考えるむさしの学園にとって、宿泊行事は、とても重要なものです。

中でも、夏の臨海学校、6年生の高原学校は、90年以上の伝統を持ちます。

しかし、冬の自然体験は実施していませんでした。

 

そんな中、東日本大震災が発生します。

津波対策、地震対策が求められる中での宿泊行事は、当初、実施が困難になりました。

そこで、スキー学校を実施すべく、急遽準備に入り、12月下旬ならば、と受け入れてくださったのが、今の宿舎と現地スキースクールの方々でした。

 

それから10年以上、臨海学校が再開しても、回を重ねてきたスキー学校です。

子ども達には、体を存分に動かし、雪山生活を満喫してほしいと思います。

校長ブログ113 スキー学校