2025年・令和7年が始まりました。

本年も、どうぞよろしくお願いいたします。

 

むさしの学園小学校でも、3学期の始業を迎え、さっそく日常生活が戻ってきました。

今年の干支は巳・へびです。

干支では、乙巳(きのとみ)だそうです。

これまでの努力が結実し始める、とても縁起のよい意味があるようです。

 

そんな2025・令和7年の今年、むさしの学園でも、ここ数年、取り組んできたことがさらに発展したり、形として整ったりするよう、努めていきます。

 

例えば、英語学習の充実・発展という点です。

これまで、お隣さんのように近しい存在として、行き来していたアメリカンスクールとの交流は、今年度、4年・5年の月1回の活動として正規化されました。

英語学習の意義と価値の高まっている昨今、歩いて数分という距離だからこそ、いろいろな形で交流ができるというのは、本当にありがたいことです。

 

近いことの価値は、正規交流に限らず、随時の交流も実施しやすいということでも表れます。

今日も、2〜4年生の子どもたちがお招きを受け、アメリカンスクールの中学生による英語劇・合唱の発表を鑑賞させていただきました。

まずは、「かさじぞう」の英語劇でした。

国語の教科書にも掲載され、個別の時間の読み物としても慣れ親しんでいる「かさじぞう」ですから、英語でも、よくわかります。

お地蔵さんが置いていったお正月向けのご馳走の中に、チキンが入っていたことに、大盛り上がりの子ども達でした。

 

最後は、アメリカンスクールの先生方と中学生達が簡単な英語歌を教えてくれ、みなで楽しく歌い、体を動かすこともできました。

本当に楽しい、ありがたい機会でした。

 

通学時、特に朝の登校時は、アメリカンスクールの生徒さんや先生方もむさしの学園の前を通ることが多くあります。

登下校の道すがら、顔見知りを見つけて、挨拶しあえる関係になっていきたいですね、とアメリカンスクールの先生ともお話をしているのですが、AI時代に英語を学ぶ意義というのは、このような関係性にこそ、見出すことができるのではないか、と感じています。

 

人としての基盤を培う初等教育の期間。

出会った時に、自然と挨拶を交わす習慣を身につけることは、とても重要です。

勉学に偏らず、いろいろな経験の場を整えてまいります。

 

改めまして、新しく始まった2025年も、どうぞよろしくお願いいたします。

そして、学校としての一年の締めくくりとなる3学期、心穏やかに、落ち着いてそれぞれのすべきことに集中できる期間となるよう、努めてまいります。

校長ブログ117 3学期の始業ご挨拶