むさしの学園とアメリカンスクールは、歩いて数分の距離ということで、これまでもいろいろな交流がありましたが、最近は4・5年生の英語授業の中で、アメリカンスクールの高校生主導の活動を実施しています。
そして、今日は、5年生のアメリカンスクール交流の日でした。
いつもはアメリカンスクールの高校生が、むさしの学園に来てくださり、校庭や講堂でスポーツをするのですが、一年の締めくくりとなる今日は、むさしの学園の子ども達がアメリカンスクールに伺ってきました。
今回は、高校生主導の下、アメリカンスクールの小学5年生の子たちとのスポーツ交流となりました。
広くて、気持ちの良いグラウンドでのサッカーをしたあとは、なんと、バーベキューパーティーでした!
子ども達は、今日のバーベキューをとても楽しみにしていました。
ハンバーガーやホットドッグという、いわゆるアメリカン料理を振る舞っていただき、皆、大喜びでした。
AI時代の教育、中でも英語教育を考えた時、アプリなどデジタルツールを用いた意思疎通は、より簡易になることでしょう。
しかし、だからといって、人の気持ちがわかるか、誰かと共に何かを実施できるか、というと、それはまた、別の問題です。
日本語には、「同じ釜の飯を食う」という言い回しがあります。
生活を共にすることで育まれる、親しく、自然な間柄を言うことわざです。
まさに、今日の交流は、自然な間柄を培う一助となったことでしょう。
英語には、
“break bread together”
という表現があるそうです。
AI時代の英語教育は、AIそのものの活用もさながら、人としての基盤を培う小学生という段階では、このような、より日常的で、直接的な関わりが重要になると考えています。
校長ブログ121 5年生 アメリカンスクールでのバーベキュー