第12回映像礼拝の話
聖書 コリントの信徒への手紙2 10章 12節
「わたしたちは、自己推薦する者たちと自分を同列に置いたり、比較したりしようなどとは思いません。彼らは仲間どうしで評価し合い、比較し合っていますが、愚かなことです。」
お話
4月23日・木曜日、映像礼拝12回目の朝です。気持ちの良い晴れの朝です。この気持ちよさを味わい、豊かな今日を一緒に過ごしましょう。
さて、今日は、聖書から2日分、読もうと思います。
「コリントの信徒への手紙2 4章 18節」
「コリントの信徒への手紙2 10章 12節」
こども聖書の話では、いろいろな聖書の部分を読み、それに関するシスターのお話が載っているのですが、その全てに共通することがあるように思います。私たちは、どんなに似た顔をしていたとしても、別人です。
どんなに仲良しでも、親子でも、兄弟でも、別人であって、それぞれに、それぞれの個性・宝を与えられています。まず、そこからスタートすることで、人と比べる必要なんてないんだ、と思えるのだと思います。
むさしの学園の教育では、人と比べるのではなく、自分が自分の力を伸ばすことを大切にします。ですから、例えば、個別の時間、写し書きをしますね。その時、最低、これだけは書こうということは決まっていますが、そこから先は、人それぞれですよね。いっぱい書いている人を見て、よし、自分もがんばろう、と思うことはいいですが、あの子と比べて、この子はダメということではありません。
とはいえ、実際の生活では、私たちは、人と比べることが本当にたくさんあると思います。折に触れて、私たちは人と比べる必要はなく、それぞれが、それぞれに与えられた「宝物」を活かすことだけを考えるようにしたいものです。
では、皆さんから届いたメールをご紹介します。火曜日の午後から昨日の夕方までに届いたメールです。皆さんからのメールを楽しみにお待ちしていますね。
では、今日は、佐野先生にお話をしていただこうと思います。
佐野先生からは、健康調査カードの話がありました。予定通り、5月7日から、学校が再開できるか、まだ何とも言えないのが実情です。しかし、私たちは、今、特に自分の体について、関心を持っておくことが必要です。カードに体温を書いてまとめておくことは、とても意味のあることですから、ぜひ、おうちの方の協力で、やってみましょう。
私自身、もう1か月以上、朝の体温記録を続けているのですが、いろいろな気付きがあって、面白いものです。理科の観察という気持ちでやってもいいかもしれませんね。
では、今日も希望を持って、一日を過ごせるよう、祈ります。では、また、明日の朝、会いましょう。