聖書 マタイによる福音書 7章 7節
「求めなさい。そうすれば、与えられる。探しなさい。そうすれば、見つかる。門をたたきなさい。そうすれば、開かれる。」
礼拝の話
今日の聖句、マタイによる福音書7章7節では、求めなさい、探しなさい、門をたたきなさい、とありました。これは、何回ぐらいやればいいのでしょうか?1回でしょうか?2回でしょうか?
この聖句について、前の校長先生、江幡清彦先生は、
「求め続けなさい、探し続けなさい、門をたたき続けなさい」
と読まないといけない、とおっしゃっていました。本当にその通りだと思います。
今日は、それに加えて、新しいことを一緒に考えてみたいと思います。それは、何を、ということです。私達は、何を求め(続け)、何を探し(続け)、どこの門をたたき(続け)るのでしょうか。
ほしいもの、やりたいこと、行ってみたいところ、皆さん、それぞれにあると思います。あのゲームが欲しい、今、あれをやりたい、などなど、パッと思いつくこともたくさんあるでしょう。
しかし、それは、本当に求めているもの、探しているもの、入りたいところではないかもしれません。皆さん、こういう経験はないでしょうか?ずっとほしかったものをやっとお誕生日に買ってもらった、最高に嬉しい!でも、1週間もすると、ほとんど使わずに、隅に置いてあり、半年もしたら、どこにあるかわからない…
私にも、そんな経験があります。大事なことは、そこで、改めて、自分は何を欲しかったのか、探していたのか、どこにいきたかったのか、考えることだと思うのです。それを続けること、そうしていることで、神様が本当に私達に必要なものを与えてくださっていること、いるべき場所において下さっていることにきづき、感謝できるのではないかと思います。
さあ、今日も暑くなりそうです。熱中症やコロナへの対策は当然のこととして、今日も、今週も、明るく、前向きに、求め、探し、門をたたき続けましょう。これで礼拝の話を終わります。