聖書 マタイによる福音書 6章 28節~29節
「なぜ、衣服のことで思い悩むのか。野の花がどのように育つのか、注意して見なさい。働きもせず、紡ぎもしない。しかし、言っておく。栄華を極めたソロモンでさえ、この花の一つほどにも着飾ってはいなかった。」

 

お話
映像礼拝2回目の朝、4月9日の朝を迎えています。ニュースを賑わす重い話題の数々をよそに、本当に春らしい、穏やかな朝です。また、こうしてカメラを通じて、縁ある方々とつながれることに感謝します。

今日は、「こども聖書」という本の一部分をお読みしたいと思います。
「こども聖書」1日目 うつくしいものを見る(p10~11)

今、私たちは、「家にいましょう」という言葉の下、できる限り、外に出ず、家にいるように言われています。ですから、先ほどのお話では、「道を歩いているとき」とありましたが、道にでることさえ、やめておいた方がいいような状況です。

だとしたら、道に出るまでもなく、今、皆さんの周りに、「うつくしいもの」は、ないでしょうか。

今日は、新しい取り組みとしてやってみたいことがあります。それは、今日、皆さんが見つけた「うつくしいもの」を私にメールで教えてみてほしい、ということです。大切なことは、皆さん自身が感じた「うつくしいもの」であることです。他の人ではありません。あなた自身が「うつくしい」と感じたものをぜひ、教えてほしいと思います。

私のメールアドレスは、学校からプリントを郵便で送ったので、そろそろ、おうちの方は知っていると思います。おうちの方にご迷惑にならない範囲で、ということでいいので、皆さんが見つけた、感じた「うつくしいもの」をぜひ、教えてください。皆さんが、おうちの方を通して、送ってくれたメールには、順番にお返事していこうと思っています。

さて、今日は、いつもの礼拝でしている、最後の短いお祈りは、皆さんが、それぞれ、自分でやってみてほしいと思います。家族でお祈りの時を持つ、という人もいていいですし、ちょっと一人になって、静かにお祈りをしてもいいと思います。

正しい言葉遣いとか、ルールとか、そういうことよりも、心を静かにして、今日一日をどう過ごすか、考えてお祈りをしてみてほしいと思っています。

では、今日も、こうして穏やかな一日を与えられたことに感謝し、少しでも、希望を持って、一日を過ごせるよう、祈ります。では、また、明日の朝、会いましょう。

第2回 映像朝礼の話