聖書 詩編 121編 4節
「見よ、イスラエルを見守る方はまどろむことなく、眠ることもない。」
聖書 詩編 4編 9節
「平和のうちに身を横たえ、わたしは眠ります。主よ、あなただけが、確かにわたしをここに住まわせてくださるのです。」
お話
映像礼拝6回目の朝です。今日も、また気持ちよく晴れています。今日は、この後、温かくなるようですね。とても楽しみです。
さて、今日、読んだ聖書の部分について、少しお話しします。
今から80年近く前、大きな戦争がありました。いつ、爆弾を落とされるかわからない不安と緊張の中で、ある女の人は、いつも落ち着いていて、どっしりしていたそうです。毎晩、スヤスヤと眠っていたそうですよ。どうしてそんな風にいられるのですか?と聞かれたところ、その人は、
「二人とも起きている必要はないでしょう」と答えたそうです。
二人とは、誰でしょう?自分と家族の誰かでしょうか?これは、今日読んだ聖書の初めの部分、
「見よ、イスラエルを見守る方はまどろむことなく、眠ることもない。」
という言葉につながる話です。神さまが寝ずに番をしていてくださるのだから、慌てふためくことなく、いつも落ち着いて、どっしりしていられる、ということです。
実は、「二人とも起きている必要はないでしょう」という言葉の前には、「イエスさまがいつも、まどろむことも眠ることもしないで守っていてくださるから、」という言葉がありました。
私たちの今は、爆弾が落ちてくることもない、という意味では、まだまだ恵まれていると思いますが、それでも、大きな不安の下にあります。慌てふためき、つい、必要のないものまで買ってしまうようなこともあるかもしれません。
私たちは、正しく恐れることを求められています。それは、例えば、よく手を洗う、咳やくしゃみが出そうになったら、何かで覆う、本当に必要なものだけを買いに出かけるなど、シンプルなことです。
今日が始まったばかりの今から、眠る時の話をしますが、私たちは神様に守られ、必要なものを与えられていることに感謝し、ゆっくりと眠りにつきたいと思います。
さて、今日は皆さんから寄せられたメールを少し紹介したいと思います。名前も出しませんし、誰かがわかってしまいそうな部分は、少し変えてしまうこともありますし、メールの全てではなく、一部分だけをご紹介することをお許しください。
昨日の午後3時過ぎまでにいただいたメールの一部をご紹介しました。それから後にいただいたメールには、この後、順番にお返事しますので、待っていてくださいね。そして、先週の「うつくしいもの」も含めて、皆さんからのメールを待っていますから、気軽に送ってください。そして、この朝礼の中で、少しずつ、ご紹介したいと思います。
では、今日も希望を持って、一日を過ごせるよう、祈ります。では、また、明日、会いましょう。