聖書 マルコによる福音書 5章 19節
「自分の家に帰りなさい。そして身内の人に、主があなたを憐れみ、あなたにしてくださったことをことごとく知らせなさい。」

 

お話

5月12日・火曜日、映像礼拝21回目の朝です。今日は、何となく、心の落ち着く日だな、と感じましたが、あなたは、どうでしょうか?

さて、さっき、礼拝の初めに、聖句を読みましたが、覚えていますか?どこに帰りなさい、とありましたか?

「自分の家に帰りなさい」

と、ありましたね。今、私たちは、

「自分の家にいなさい」

と、言われています。「いなさい」と言われると、「嫌だな」という反発する気持ちが一緒に湧いてくるのも理解できますが、「自分の家」というのは、本当に素晴らしいものだと思います。

ところで、「家」とは、何でしょうか?

住むところ。帰るところ。寝るところ…

いろいろあると思います。今、ほとんどの人は、「家」でこの朝礼を見てくれていると思います。

思うと、むさしの学園は、私にとって、家のようなものだったと思います。私が小学生の頃、住んでいた家は、田無というところにありました。確かにいろいろな思い出もあるのですが、思い出すのは田無のことよりも、このむさしの学園のことなんです。

小学生の頃、自分がそんな気持ちになるなんて、全く想像していませんでした。しかし、ふと気づくと、そうなっていました。あなたにとっても、このむさしの学園が、「家」のようなものであればいいな、と思います。

では、ラジオ体操の動画を流します。今、皆さんのできる範囲で、一緒にやりましょう。

ではお互い、今日もそれぞれの与えられた持ち場で、希望を持って、一緒に頑張りましょう。次は明日、5月13日の朝、会いましょう。

第21回 映像朝礼の話