明けましておめでとうございます。
年頭にあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
新しく始まったこの一年が、皆様にとって、より豊かなものになりますことを、お祈り申し上げます。
さて、再び、コロナウイルスの懸念が高まっています。
少しでも早く、この脅威が去り、病の中にある方々の苦しみが癒えることを祈ります。
都心から離れ、コトコトと4両編成の電車が走る、のどかな支線沿線に置かれた私達は、一学級二十名ほどという小ささもあって、利点となるところも大いにありました。
むしろ、今は、学園本来の趣旨に立ち返り、伸びやかな空間、雰囲気の下で、教師と子ども、子ども同士が、関係性において、深く関わることの価値と意義を、改めて問いただされているように感じています。
アフターコロナの世界がどうなるか。
感染症により、社会や文明は、大きな影響を受け、変化のきっかけになったという記事を先日、読みました。
今までなら、世界史のエピソードを読んだだけの、他人事でした。
しかし、今は異なります。
世界という大海原の潮流が激しく変わっている、その只中にいなければなりません。
むさしの学園という小船が、荒波にどう漕ぎ出していくのか。
教職員で知恵を絞り、力を合わせて、進んでいきたいと考えています。
今年も、私達の特徴を生かし、新たな挑戦に向かってまいります。
本年も引き続き、よろしくお願いいたします。
<校長ブログ005>新年のご挨拶