明日は、いよいよ入学式です。
列席者は、卒業式同様に、入学児と保護者さま2人まで、教職員に絞っていますが、学校全体として、1年生を迎えるのを楽しみにしています。
今日は、入学式準備の日でした。
登校後、子ども達は、「労作」といって、それぞれの分担で準備をします。
この写真は、3年生の子ども達が廊下を雑巾で磨いているところです。
私が通りかかると、
「こんなに汚れた!」
と満面の笑みで、雑巾を見せてくれました。
式への参列という形での参加はできませんでしたが、校舎を磨き、必要な物を皆で整えるという形での参加ができました。
体を動かし、汗を流して、労作に取り組むことには、いろいろな教育的な価値があります。
上に書いた、満面の笑みで雑巾を見せてくれた子ども達の表情をお見せできないのが、本当に残念です。
自らの取り組んだことに対して、心の奥底から湧いてくる満足感を見ると、私はいつも幸せな気持ちになります。
小学生という、人格の基盤を形作る段階に、汗を流した代償として、爽快な気持ち、人の役に立つ実感を得る経験を日常のものとできることは、意義深いことです。
子ども達と教師達で力を合わせ、入学式の準備は整いました。
明日がとても楽しみです。
<校長ブログ018>入学式の準備と労作の価値