子ども達の心から、自然と湧きあがってくる気持ち、感覚を大切にすることが、とても重要です。
先日、ある教室でタブレットの導入授業がありました。
子ども達は、とても嬉しそうにタブレットに触れていましたが、中でも、一番、気持ちが高まり、集中した様子を感じたのは、それぞれのタブレットで書いたカードを学習アプリを使って、1つの画面内で共有した時です。
自然と、
「あ、◯◯ちゃんの、かわいい」
とか、
「◯◯くん、こんなこと書いてる」
などのような言葉が漏れていました。
その様子を見ていて、タブレットであろうが、休み時間であろうが、やはりお互いに関心があって、集まりたい子どもは多いんだな、と思いました。
子ども達の心の奥から自然と湧きあがってくる感覚を受け止め、些細なことでも、自ら取り組んだことに目を向けることが、健全な育ちには重要です。
むさしの学園が大切にする「自然」には、外部環境としての自然だけでなく、子ども達から湧きあがる内心としての「自然」があると考えています。
※この画像は、今回の記事に書かれた授業のものではありません。
<校長ブログ049>湧きあがる感覚・自然の大切さ