6年生は、修学旅行(高原学校)に出ています。
3年ぶりに予定通りの開催となりました。
初日の目的地、松本城に到着したところです。
むさしの学園の教育では、自然を第一の学び舎とすることが根幹になっています。
大正14年の創立後、かなり早い段階で、臨海学校が始まり、追って6年生の高原学校(今の修学旅行)が始まりました。
当初の高原学校は、中学受験に挑む6年生も多かったことから、避暑地で勉強することが始まりだったそうです。
勉強の他は、高原や池を散策していたそうですが、そのうち、いわゆる勉強部分は無くなって、登山や高原生活が主になっていきました。
そんな高原学校が修学旅行という名前に変わったのは、東日本大震災がきっかけでした。
当時は、那須高原に行っていたのですが、線量が高く、宿舎もダメージを受けたため、行くことができなくなってしまいました。
6年生にとって、唯一無二の行事である高原学校を何とか開催すべく、高原の趣旨をあらため、あれこれと探した結果、ある方のご縁で、犬山に行くことになりました。
この時、名称が修学旅行と変わったのでした。
数回、犬山での修学旅行を経験した後、元来の趣旨を生かすべく、現在の場所に移転し、実施しています。
学園にとって、修学旅行・高原学校は、臨海学校とならんで、とても大切な行事の1つです。
<校長ブログ058>修学旅行・高原学校とは