今日の写真は、先日、遊びに来てくれた中学生です。
この学校を巣立った彼らは、新しい、大きくなった環境に戸惑っているのでしょうか。
むさしの学園は、こじんまりとした、温かみのある、家庭的な環境でありたい、と考えています。
人格の基礎を作り、学習の面でも基礎を固める、大切な時期だからこそ、温かい環境で、穏やかに過ごしてもらいたいと思います。
すると、今度は、
「卒業してから、どうなるんだろう…」
「中学になったら、荒波に戸惑うんじゃないか…」
そんな不安もわいてくるものではないでしょうか。
入学を検討してくださっている幼稚園・保育園児のお母さま方からも、質問されますし、在校生保護者の方からも、同じような話を伺います。
が、写真の彼らだけでなく、ふらりと遊びにくる卒業生たち、特に卒業直後の中学1年生の子達は、とても明るく、中学校の話をしてくれます。
もちろん、慣れない環境に、とまどうこともあると思います。
ただ、むさしの学園の子ども達の多くが、私立の中学に進むので、適応をしやすくなっていると言うことができます。
なぜなら、その中学に内部進学の子達がいたとしても、初めまして、の人たちがたくさん集まっているからです。
新しい環境に不安を感じているのは、むさしの学園出身の子だけではありません。
そして、新しい環境でどう過ごしているか、さっそく5月には語り合える場が用意されています。
中学1年生は、卒業アルバムを渡すために、5月末にクラス会を学校でやることが決まっています。
また、幹事を決めて、そのあとも、定期的にクラス会をできるように仕組みが作られています。
むさしの学園のような、小さな、穏やかな環境は、出た時に大変…
そう思われるのも当然です。
が、私たちとしては、人格の基礎、学力の基礎をつける小学校生活だからこそ、穏やかに、しっかりと関わるから、荒波にも耐えうるのではないか、と考えています。