2025年2回目となった投稿も、続けて英語学習について触れます。
先週は、年始のご挨拶と共に、2〜4年生の子どもたちがアメリカンスクールの中学生による英語劇・合唱の発表を見せていただき、このような実際の人と人との交流がAI時代の英語学習では重要になるのではないか、と書きました。
今日、5年生の交流授業に参加していて、その思いを強くしたので、そのエピソードを今日は書きたいと思います。
アメリカンスクールは9月が新学期です。
ですから、今のメンバーとの交流が始まったのは2学期からです。
当初は活動時間中、スポーツをしていただけでしたが、12月には、活動後に高校生と一緒にバスケットボールをしたくて、何とか誘おうとしている子どもの姿がありました。
初め、アメリカンスクールの高校生達は、よくわからなかったのですが、結局、話が通じ、一緒にバスケットボールをすることに成功しました。
年明け初回だった今日は、5年生と高校生の関係がより親しくなっていて、アメリカンスクールに戻っていく高校生を自然と皆で送っていく姿がありました。
アメリカンスクールの高校生達は、日本語も上手に話せる方も多いので、あのような自然なコミュニケーションの中では、もしかしたら日本語での会話が交わされていたのかもしれません。
そういう意味で、子ども達の英語力をつけるための工夫も必要でしょう。
だとしても、日本語だけでなく、英語も交えて、日常のコミュニティにいない人と共通の活動をし、楽しむという経験には、大きな価値があります。
例えば国語のペーパーテストの点数が良ければ、人の気持ちもよくわかる、とは必ずしも言えないように、人と人との関わりは実際の経験を積んでいくことが不可欠です。
異文化、異年齢の交わりの中で、価値を生み出していくことが求められるであろう子ども達にとって、このような交流の充実、定期的な実施、継続は大いに意義があるのではないかと考えています。