聖書 詩編 55編 23節
「あなたの重荷を主にゆだねよ 主はあなたを支えてくださる。主は従う者を支え とこしえに動揺しないように計らってくださる。」
お話
今日の聖句、詩編55編23節では、まず、あなたの重荷を主にゆだねよ、とありました。
これをとても簡単な言い方にすると、あなたの困っていることを神様に解決してもらえるよう、おまかせしましょう、ということです。
すると、こういう人がいるかもしれません。
「宿題も多いし、勉強も大変だし、やることが多くて困っているので、神様にやってもらおう!」
そうお祈りして、夜、眠りについたとして、朝起きたら、きれいさっぱり、宿題ができている、そういうものでしょうか?
こう考える人が本当に困っていることは、実は宿題や勉強ではないのではないでしょうか。
本当に悩みの種になっているのは、やるべきことをやらない自分が嫌、赦せない、それが本当の問題なのではないかと思います。
そこに気が付けた時、この聖句に戻ってくることができます。
「みんなが当たり前のようにやっていることを、やることのできない弱い私を赦してください」
とお祈りすることができます。
落ち着いて考えてみれば、私も含め、みな、弱い所を抱えているのだと思います。
宿題や勉強をやるのは、全く苦労しないのに、素直に友達に「ごめんね」の一言を言えなくて、気づくと友達とぎくしゃくしてしまうような人もいるでしょう。お互い様ですね。
こんな風に、広い心で人と関わることができたなら、自然と周りには、本当に仲の良いお友達が集まってくるのだと思います。
弱くて足りない自分を神様に委ねて、大らかに人と関わっていきたいものです。
これで今日の礼拝の話を終わります。
9月16日 礼拝の話